院長蒲生佳華
山口大学理学部化学科卒業後、製薬会社に勤務。結婚後、歯科医師へ転向するため、九州歯科大学に再入学し卒業。クリニック勤務を経て、九州歯科大学大学院インプラント科修了。2007年開業。審美性と機能性を追求した治療を得意としている。また、歯科口腔外科の専門家や歯科技工士とも連携し、幅広い症状に対応。趣味はダイビング、シュノーケリング、旅行。
口腔外科の専門家とタッグを組み
審美性と機能性を追求したインプラントを
私は幼少期からの「歯科医師」になる夢をかなえるため、結婚後一念発起して歯科大学に再入学し、在学中に妊娠・出産も経験しました。大変な学生生活でしたが、歯科医師になりたいという強い気持ちで、子育てと学業を両立させました。大学卒業後にインプラント治療に力を入れる歯科医院に勤務することになり、アメリカの大学で教壇に立っていた先生の勉強会に参加し、日常生活の自立度の面でも優れている「インプラント」治療に感銘を受け、さらに、大学院のインプラント科に進学し研鑽を積みました。
当院では、熟練したスキルと経験値を要するインプラント治療を安全・安心に施術するため、大学時代の恩師である口腔外科の専門家と連携し施術を行っています。さらに、天然歯のように見える審美性を追求しながら、クオリティーの高い治療をめざしています。
口腔内環境、ライフスタイル、経済状況などを総合的に考え、患者さんにとってベストな治療に尽力するのが「医療を提供する人」の大切な役割です。ご不安や疑問点がございましたら、ぜひ遠慮なくお声がけください。
医師黒川英雄
九州歯科大学大学院第2口腔外科学専攻修了(歯学博士)。大分赤十字病院歯科口腔外科部長、別府口腔保健センター口腔外科センター長を務める。高齢者が最後まで食べる楽しみを享受できる口腔環境を整えることをモットーに診療。年間20~30回ほど歯科医師に向けた講演活動を精力的に行っている。日本口腔外科学会口腔外科専門医。
画像診断をオンラインで共有・精査し
あらゆる想定をもとに治療計画を立案します
開業当初から口腔外科の担当として月1回診療しています。もともとはインプラント治療のサポートで来ていましたが、今は難しい親知らずの抜歯、口内炎や口の中のできもの(嚢胞)の外科的処置なども担当しています。
インプラント治療の流れは、まず院長が診察し、治療方針を固めるためにパノラマエックス線や歯科用CTで撮影した画像から、骨の状態などさまざまな審査を実施した上で、インプラント治療の可能性を判断します。そして可能な場合に私が介入いたします。
当院に常駐していなくても、情報を共有できるツールがたくさんありますので、オペに至るまでの計画を綿密に行うことができます。そして、あらゆることを想定しながら治療計画を立案し、それをもとにオペを実施しています。
蒲生院長は大学時代からの旧知の仲です。育児と学業を両立しながら、歯科医師をめざし努力を続けこられた情熱に敬意を表しています。そして、何より患者さんのために「どの治療法が一番合っているのか?」を細かく相談してくれるのも、同じ医療者として信頼が置けるところですね。
日本口腔外科学会口腔外科専門医と連携
インプラント治療では、日本口腔外科学会口腔外科専門医と連携。非常勤医とオンラインで情報共有し、綿密な治療計画を立案。
患者さんファーストの
治療を実施
患者さんにとってベストな治療方法は、十人十色です。わかりやすい説明を心がけ、納得いただける治療をめざし尽力しています。
全身疾患・口腔内環境を
考慮
糖尿病の方や顎の骨量が少ないとインプラント治療ができない場合もあり、最初の診査でその方の状態を把握し、判断いたします。
科学的な根拠に
基づいた治療
CTなどのデータをもとに治療計画を練り、連携する歯科医師と認識を統一。また、患者さんの治療への理解を深めています。
高度な技術にも
対応
十分な骨の厚みを確保するための手術にも対応。可能な限り、安全性を確保しやすい術式「サイナスリフト」を採用しています。
カウンセリング/術前検査
まず「カウンセリング」で、治療法、手術内容などを十分に理解いただけるように努め、インプラント治療のほかにどのような治療が可能かもお伝えし、ご希望に合った治療法を選択していただきます。「術前検査」ではCT撮影を行い、実際歯のない箇所に埋め込みが可能かを判断。ほかにも噛み合わせのチェックなど、インプラントをより長く保つための診察も行い、安全性の高い治療をめざします。
治療計画
術前検査の結果から治療計画を立案し、担当医がご説明します。インプラント治療に対する疑問点や不安に思うことは遠慮なくお尋ねください。正確を期するため専門用語を使いますが、できる限りわかりやすい言葉で説明することを心がけています。患者さんご自身に快適に使い続けてもらうため、「この治療をやりたい」「やって良かった」と思っていただけることが重要です。
手術(一次手術・二次手術)
治療計画に基づき2回の手術を行います。一次手術では顎の骨にインプラント体を埋め込みます。術後3~6ヵ月ほどの治癒期間を置き、次の手術へ移行。二次手術では、インプラント体と人工の歯を接続させる「アバットメント」を取りつけ、術後1〜6週間の治癒期間を置いたところで、人工の歯の型採りを行います。人工歯は1週間程度で完成しますので、アバットメントに取りつけます。
治療完了・メンテナンス
インプラントは人工歯ですが、予防や定期的なメンテナンスを怠ると、歯周病となる菌が繁殖してインプラント体の周辺が歯周病と同じ状態になる「インプラント周囲炎」を引き起こすリスクがあります。自覚症状なく重症化するケースも多く、ご自宅のセルフケアと定期的なメンテナンスが重要となります。ぜひメンテナンスに来ていただき健康で長持ちする口腔内を保っていきましょう。
インプラント手術費用/27万5000円~、サイナスリフト/20万円~
しらゆりデンタルクリニック
JR日豊本線(門司港~佐伯) 下曽根駅から徒歩10分